top >  ママさんの入院日記 >  2002年11月・・・ママさん様態急変−1−

2002年11月・・・ママさん様態急変−1−

11月12日

今朝も5時59分水戸発の特急に乗ってきた。
段々朝、起きるんが辛くなってきた・・・。
寒いのんが嫌いな私にとって恐怖の季節だ。
病院にいつものように12時半に着いたらママさんはほとんどお昼ごはんを 終了していた。それに、眼はパッチリ開いてる。なんかすごくしっかりした表情で 見ていて嬉しくなる。
10月にあったママさんの姪っ子の結婚式の様子を DVDにしてもらったものを 見るためにノートPCを立ち上げる。
嬉しそうに見ている。いつもなら食事のために座位にしてもらうのも大体
1時間ぐらいでおしりが痛くなるのに今日は2時間も座位でいて
それはそれは嬉しそうに見ていた。3分の1ぐらい見てさすがに疲れたのか 続きはまたにする。といって寝かせてもらう。
今日は元気だ。
主治医も調子がよさそうでホントに良かったですね。とほっ!としていた。
それもそうだ一時は腎臓の機能が危ないとか衰弱が激しくていつどうなるか・・・。と 言われたのだから・・・。
今日からまた、看護学校の学生さんがついてくれている。入院して4人目だ。
今回は男性。ママさんは遠慮してしまう。といっていた。真面目そうな感じだ。
ママさんの性格からしてざっくばらんな人がいいのかもしれない。
学生くんにとってもいろんな患者さんにつくことは勉強だろう。
今日も病床にいるのに人の心配ばかりしている。心配する気持ちがあるときは ママさんも元気だという事だろう。
先週からの抗がん剤の再開が効をそうしてくれれば・・・。
そればかり願う・・・。


11月13日

今日はお昼前に着く。
身体を拭いてもらっていた。かなりきついみたいでヒーヒー言っていた。
拭いてもらったあとも今日は眠いらしく、昼食のときも起こしてもらっても
すぐ眠ってしまう。話しかけながらなんとか少しだけ食べた。
「なんやぁ、今日は手使わへんの?」というと 「横着になった。」といって私に食べさせられるままになっていた。
でもすぐ眠くなってしまう。水分は欲しいみたいでお茶は200cc飲んだ。
ただ、今日はおしっこの色が赤い。
今日の担 先に説明させてもらうとね、・・・」といって説明してくれた。ずっと管が入っているので 当の看護師さんが「なんかね、色だけ見たらびっくりしはるかも知れへんから 交換するときに傷がついた可能性がある、また、結石のようにカスが管の入り口についていた。今日、おしっこの検査をしてもらった。
午後になって胸のヒューヒューがきつくなってきた。息もしんどそう・・・。
熱も測ると38.5度のある。すぐ氷で脇と足の付け根を冷やす。頭には水枕と冷えぴた!
予定通り3時前から胸水の管を抜く。
ママさん待望の時間だ!太い管なので勿論主治医が処置をする。部分に麻酔をかけてしたので痛そうだ。でも、やはり嬉しかったようで、咳をしたりすると響いていたようだし、体位を変える時に痛かったようだ。だから、それだけで気分は軽いのだ。
昼すぎに喘息の点滴を入れたら3時すぎにはヒューヒューは無くなってきたので ほっとした。 
血液検査をしたら白血球が減っていた。多分、抗がん剤の副作用だ。
抗生剤の点滴と注射をすることに。原因がわかったからいいが、この程度の副作用は ましなのだろうか?
とりあえず夕方には熱以外は落ち着いている。


11月14日

今日朝病院に行ったら熱が37度まで下がっている。 少しほっとした。でも今日も眠いらしい。声かけしてもなかなか返事が返って来ない。 しんどいのか?と聞くと眠いだけ。という。 お昼ごはんは無理やり声かけしながら食べさせる。それでも調子のいいときの半分ぐらい。 ただ咳き込みはないので食べさせていて安心するが・・・。 午後から結婚式のビデオを見せようか?と思ったが座ったまま眠ってしまい 今日もこの間の続きは見せる事は出来なかった。 「じょくそう」はなかなか直らない。便が結構出る上にゆるいのが多いのでその部位に 便がたまりやすく難しいと言われた。でも婦長さんが力を入れているのかこの状態でも毎日のように身体を拭いて処置をしてくれる。ママさんの「じょくそう」は 自分で寝返りが打てないのが一番の原因だろう・・・。 午後からまた少しヒィーヒィー言っているから「鼻から息して口ではいてぇ」と 連呼しながら呼吸をさせる。 寝ている時に口でばっかり息するからしんどいんやろうなぁ。 鼻にせっかく酸素入れてるのになぁ。
血圧は低め。午後3時の時点で上92下50。


11月18日


金曜日に仕事があるから一旦帰ったのだが、帰る直前に主治医から聞いた話では かなり危険な状態にあるという事を言われた。
おしっこの色はかなり赤いのだが腎臓機能はすぐどうのこうのという事ではないのだが白血球の数が金曜の時点で100台にまで落ちているとの事、かなり重篤な状態。
火曜日はまだ元気でいろんな事喋っていたのに・・・。
日に日に熱が出たり、血圧下がったり、白血球が下がったり、血小板が落ちたり・・・。
原発の肺がんより付随した抗がん剤の骨髄抑制が上手くいかなくて身体が衰弱していく・・・。見ていられない。
金曜の夜、後ろ髪を引かれながら夜中12時に自宅に戻り、土曜と日曜と仕事をして 日曜17日の夜に又病院に来た。
土曜と日曜に10、今日20と血小板を輸血した。献血をしたことがないというか、血が薄くて却下される私にとって、血を下さった皆さんに感謝。なんとか血小板の数が上がらないとまた、溜まってきている胸水を抜かないといけないのに管が入れられない。
あ〜、ママさん病気の持ちすぎ!!!心臓も単独で狭心症なら手術も出来るのだが ママさんの場合は抱えている病気が始めから多すぎだから無理だよぉ。正直覚悟をしないといけない段階に来ているのに、ママさんの顔を見ると感情が先にきてしまい、信じられない。 ただ、あまりの急変のためか、はたまた抗生剤を急にたくさん入れすぎた為か倒れて間もない頃のようにちんぷんかんぷんな事を言ったり、幻覚を見ている。
天井を指さし「あそこに、おじいさんと子供がいるでしょ?」

しかし、おとといからママさんはほとんど寝ていない。
薬のせいだろう。さっき(9時すぎ)に精神安定剤などを注射したが
まだ寝れないようでぼーっと起きている。眠いのに寝れないのは可哀相。



前のページ 次のページ