top > ママさんの入院日記 >  11月前半のママさんの様子

11月はじめの頃のママさん

倒れた頃よく見ていた幻覚。最近はすくなくなった。暑いころはほんとに頻繁で脳梗塞からくる軽い痴呆症では?と主治医に相談したがそれはない。との事だった。熱性か病気からくる一過性のものだったのだろうか?
よく赤ちゃんが傍にいて泣いてるからオムツ替えてあげないと!と看護師さんに言ったりしていた。今だにおばあちゃんがいつも背中をさすってくれる!はしょっちゅう言うけど。
100のうち5だけなんか違うのかもしれない。でもそんなことは今のママさんにとってどうでもいい。痛みがなく少しでもしんどくないようでいて欲しいだけだ。ご飯をどれだけ食べた!とかいうことで私はほんまに一喜一憂している。

 

10月30日

前日私の水戸の友人の弟さんが22歳という若さでなくなった。
大好きな電車に乗って休日を遊んできた帰路、水戸駅で倒れた。脳出血だった。
家族が行った時にはすでに息を引き取っていたらしい。うちの長男とそんなに変わらない年齢に私はショックを受けた。その弟さんの無念さ。お母さんをはじめ家族の心痛。お通夜では複雑な心境で、かわいそうとかそれだけでない、家族に対しての思い。ママさんのことが重なり、辛い辛いお通夜でした。
そして予定より1日遅れでママさんのところへ!
私の顔を見た開口一番が「何しに来たん?」と憎まれ口をいう。看護師さんに「何言うてるの?あんなに来はるん楽しみにしたはったのにぃ」と横から言われる。ハハハ。
弟には一日遅れる!ってママさんに伝えて!って頼んであったんやけどね。自分を優先してくれなかったことへの甘えです。はい。
この週の月曜から胸水を抜いている。予定では今日抜く予定がまだ結構量が出ているので金曜まで延ばす事になりママさんはかなり残念そうだ。
ただ、胸水は検査の結果ガン性のものではなかったということでホッ!とした。ただ。主治医に今のママさんの体力では「ハイパーサーミア」の温熱療法は無理との話。仕方ない・・・。体力回復が先決だ。ただ、今イレッサ単独でやっているが効いているのか腫瘍マーカーは落ち着いている。一番初めの時の抗がん剤との併用のときは効かなかったが、単独ならいいのか?

10月31日

横のベットにいたおばあちゃん。先週から急にアルツハイマーの症状が出てきて一日中唄を歌っているらしく、周りの迷惑になるからとよその病院に転院して行った。でもママさんは動けないのでこのおばあちゃんの唄が結構好きだったらしい。昨日は「青い山脈」をママさんがリクエストしたら「その唄は知らん!」といいながら出だしだけ唄ってくれてママさんは喜んでいた。

今日は食事は半分ぐらい食べた。相変わらず私はママさんに怒られたりしているが・・・。迷惑をかけるようなことをすると(決して悪いことはしてないんですよ)ほんとに子供にいうように「あんたはあかんやろ?あんなんしたら・・・」という具合である。

11月1日

朝来たらママさんの血圧が75に下がっていて驚く。看護師さんもバタバタとしていて主治医を呼んでいますから・・・。と言う。私も焦る。
なんとか100ぐらいに落ち着いたがお昼すぎから又、左の静脈から「IVH」を入れるため処置をする。小さな手術と同じだからママさんは嫌がっている。主治医をにらんでいる。勿論また点滴に繋がれるというのも・・・。主治医に「お母さんはすごい我慢強い」と言われる。ママさんはなんだかんだ言っても主治医を信頼している。だから我慢できるのだ。
胸水の管も抜けないまま・・・。血圧は夕方108までもどる。

11月2日

今朝も血圧が低い。
上75、下50。かなり低い。普段高めの人だからなおさら心配だ。
私の呼びかけにも反応が薄い。ただ、午後2時ごろには少し元気になってきたので遅めのお昼ご飯を食べる。

11月3日。

私の家族がお見舞いに来た。なんかお正月に!!と思っていたけどこんな状態だといつ悪くなるのかわからないので連休を利用してきた。広島の伯母さん家族も来てくれた。ママさんは5年ほどまえにもおばあちゃんと一緒に広島にうかがっていて、また春の法事の時にも来てくれた。うちはママさんは父と離婚しているのに父の親戚もみんなママさんのことを心配してきてくれる。「それはあなたのお母さんだからだよ」と前に大阪のおばさんに言われた時は嬉しかった。ほんまにうちのママさんは肝っ玉かあちゃんです。

毎日一日3回やる血糖値の検査、辛いはずだ。そしてインシュリン注射。ママさんの身体はガン以外にも一杯抱えている。でもママさんは病気のことでは弱音を吐かない。感心する。ベットから動けないというだけでどれだけのストレスだろうか?涙が出る。
狭心症も単独なら手術したほうが早い。と言われた。爆弾いっぱい!!お願いやから爆発せんといて!この頃いつもそう思っていた。

 


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