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9月後半から10月のママさんの様子


9月20日

今日ママさんはCTを撮った。
今日は気分もいいようでベツトのままだが座位でお庭に散歩に行った。
夕方主治医に聞いたらガンが少し小さくなっているようだという。
ママさんは今日私に一度もわがままを言わなかった。珍しい。そうとう気分がいいのか?

9月21日

今日はうって変わって元気がない。わがままも言わないが会話も少ない。
便秘でおなかも張る。浣腸をしてもらいようやく出たが「今日はしんどい」と弱音を吐く。珍しい。

9月22日

ママさんのいとこの神戸のおばさんはホントによくしてくれる。なぜ遠いし大変なのにこんなによくやってくれるのか聞いたら、ママさんが若い時にいろいろそのおばさんの為にしたことがすごく嬉しかったということでいつか恩返しをしたかった!と言っていた。人に何かすることによって、見返りを考えずにしたことがこうして返ってくる。日ごろの人間関係。自分自身も改めて考えなおした。


汗をかかない季節になってきました。

10月2日

今週の血液検査で血小板の数が極端に落ちているらしい。
通常の場合10万ぐらいあるのが、14000まで落ちていたので今週の抗がん剤は中止したいう。
それと昨日から発熱。どうやらカテーテル熱、炎症をおこしている。それも抜いたがそうすると食事がまともにとれないママさんは栄養補給の方法が困ってしまう。早急に考えますとのこと。そのため抗生剤を1日2回注射。血小板が減っているということは今の抗がん剤の組み合わせではなく前回までの抗がん剤の組み合わせによる骨髄抑制の可能性が強いという。

10月3日

私と同じ茨城県に住むママさんのすぐ下の弟の叔父さん夫婦が車で来てくれた。よく来てくれる神戸のママさんの従兄弟のおばさんも来てくれみんなと一緒に主治医の話を聞く。
<現在の状況>
ガン原発部、入院時よりほんの少し大きくなっている。
ただ、ママさんが体力がある状態ならもう少し細かい検査をするのだがママさんの全身状態は芳しくないので検査自体がなかなか出来ない・・・。
ただ、右のリンパの転移したのはほとんど消えているらしい。どうして原発部のガンには効き目が見えないのだろう??

この頃、平岩医師のサイトにしょっちゅう行き、いろんな方の事例を読み、また私自身もママさんの質問をしている。自分で情報の集められないママさんのため、私は出来る範囲のことはなんでもしたい。

この頃ママさんの手はまるで急に20歳以上年のいったおばあちゃんのような皮膚をしていた。リハビリの先生に聞いたら「人間というのは身体を動かさないでいると血液が上手く流れなくなり、皮膚にも血液がいかないので老人のようにしわしわのナイロンのようにたるんだようになるらしい。
ママさんがポツリ
「手ぇ汚いなぁ・・・」
返す言葉に詰まった。辛い。

ママさんは理学療法士の先生が来る日を楽しみにしている。
月・水・金の週3回。
時間としては15分ぐらいだがかなり気持ちいいらしい。
見ていてすごく分かる。
わが長男が目指して勉強している「理学療法士」という仕事。素晴らしい仕事だと思った。

10月4日のこと。

朝前日泊まった叔父さん夫婦が弟のうちまで迎えにきてくれた。病院に着いたら身体を拭いてもらっていた。ただ、おしっこの出が悪く、おしっこの検査をしてもらっている。
この日、チキンラーメンのスープに白いご飯が食べたい!!というので売店に買いに行く。
糖尿病なのでご飯も味気ない。今日の昼は血糖値も落ち着いているから食べたい!というものを食べさせている。だって量なんて今までの元気な頃のママさんの10分の1!!
午後からベットのままだがお天気もいいので散歩に行く!散歩中、1回も咳をしなかった!すごい。

食事中1回むせてしまうと止まらない!ずっと8月からそうなのだが最近特にひどい。見てるの辛い・・・。背中さすりながら何も出来ないのがもどかしい。

この日の夕方ママさんの年下のお友達、3年前までママさんが勤めていた時の病院で婦長さんをしている方が来てくれた。そしてママさんは泣きながら「点滴取れたのがすごく嬉しい!」と喋っていた。
それを聞いてやっと私の顔を見て泣いたのが分かった。s看護師さんを見ても「ありがとう!」って泣き始めたし・・・。目に見える形で成果というのが出たと思い嬉しかったのだ。点滴取れたのはカテーテル熱のせいなのに・・・。

ママさんに家の電話番号を聞いたら出てこない・・・。入院以来の傾向だ。

10月15日

前日弟の電話ではおしっこの出がかなり悪く色も赤っぽい(血)ので腎機能がやばい!かもしれない。そうなると数日の命かも・・・。と言われたので今日はかなりあわてたが私が行ったらおしっこは普通の色になっていた。出は悪いなりに薬のおかげでなんとか出ている。午後から血液検査をした。この日私はネットでこおたろさんが治療をやられているという「ハイパーサーミア」という温熱療法の資料を主治医に見せる為に持ってきた。可能性は少しでもあれば・・・。という気持ちだ。なにもしないでいるのは辛いもん。
主治医はこの日夜から出張だが帰ったら必ず読む!!と言ってくれたので看護師さんに預ける。
イレッサが副作用で13人死亡!!と出ていた。主治医はママさんの場合には当てはまらないから大丈夫です“と納得いくようないかないような事を言う。

10月16日

今日は大阪の伯母さん夫婦とおばあちゃん2人が来てくれた。
一人のおばあちゃんは私のおばあちゃんで95歳。ママさんが倒れるまで一緒に住んでいた人だ。
40年以上も住んだ二人は血とは違うつながりを感じる。
最近ママさんは「おばあちゃんが背中痛い!言うたらさすってくれる」と言う。病院にいるはずもないのに・・・。「今日はおばあちゃんは来てへんの?」と聞くときもある。おばあちゃんがママさんのほほに顔をすりよせている姿に涙が出て仕方ない。必死で我慢する。隠れて涙を拭く。
夕方には神戸のおばさんがケーキを持って来てくれた。お母さんは今日は機嫌がいい。私も嬉しい!!

10月17日


今日行くとママさんは寝ている。
お昼前に起こし、血糖値をはかると100だったのでインシュリンは打たなかった。

お昼ごはんのコンソメスープとクラムチャウダー。材料はきざみなのだがほんまに珍しくほとんど食べてしまった。すごい!
ママさん、「おいしかった!」と言う。




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